これまで、本ブログでは「長文が読めない論理的理由」や「文章の骨格を見抜く技術」について解説してきました。
これらの技術を支えるのが「学習の戦略」、すなわち、「どの知識を、どのような論理的な順序で、どの深さまで習得するか」という計画です。
多くの学習者は、参考書を何冊も買い込み、手を広げすぎた結果、どの知識も中途半端に終わりがちです。
今回は、学習者が今持っている参考書を最大限に活かし、時間を浪費しないために知っておくべき「正しい学習戦略の論理」について解説します。
3回に分けて連載します。
1.学習戦略の論理的原則―知識の「核」と「周辺」を識別する
効率的な学習とは、「核となる知識」と「周辺の応用知識」を明確に区別することから始まります。
成績が伸び悩む学習者は、難しい問題集(応用知識)に手を出すことに時間と満足感を費やしますが、その根底にある「基礎の論理(核)」の理解が疎かです。
「誤った戦略」としてよく見受けられるのが、「難易度の高い問題集から始める」、「基礎的な参考書を「もう知っている」と判断して読み飛ばす」、「アウトプット(演習)ばかりに集中し、インプット(概念理解)を軽視する」です。
正しい学習戦略は、基礎概念を論理的に完全に理解することに全力を注ぎ、その「核」が揺るぎないものになってから初めて、応用的な問題集に進むべきです。
土台ができていない建物は、いくら上物を積んでも崩壊します。
次回に続きます。
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