今回は、「論理的な思考」によって、受験期の「不安」を冷静に処理し、「次の一手」という「知識」に変えるための心のマネジメント論を解説します。
「論理と感情―受験期に「不安」を「知識」に変えるための心のマネジメント論」について全3回にわたって連載します。
1.不安の正体:「構造の欠如」が引き起こす認知の歪み
漠然とした「不安」の多くは、対策すべき課題が「構造化されていない」ことから発生します。
構造化されていない状態→「英語が苦手」という大きな不安の塊があるだけで、どこから手を付けていいか、何ができていないのかが「論理的に分解できていない状態」を指す。
論理的に構造化された状態→「長文読解の正答率が低いのは、分詞構文が絡む複雑な修飾構造を分析するスキルが不足しているためである」と「原因が特定されている状態」を指す。
不安な感情に支配される人は、目の前の「大きな不安の塊」を「ただ眺めているだけ」です。
一方、論理的に思考できる人は、不安を「分解可能な問題のリスト」に「変換」します。分解された問題は、もはや恐怖ではなく、「解決すべき知識」に変わります。
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